
はじめに
皆さんは無水鍋を使って調理をしたことがありますか?
無水鍋とは、水を使わず野菜やお肉から出る
水分のみで調理ができるお鍋のことです。
「無水鍋」と聞くと少し扱いづらそうな
イメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。
今回はそんな方に無水鍋のメリット、デメリットを
紹介していきたいと思います。

左の物を鍋の真ん中に挟むと蒸し器にもなります。
無水鍋のメリット、デメリット
— 無水鍋のデメリット —
1.調味料の配分が難しい
無水鍋は具材の水分のみで調理できるので調味料が少なくて済むのですが、
返って調味料の配分が難しいといったデメリットもあります。
私が使い始めの頃は、味が濃すぎてしまって
結局水を足す、といったことが何度もありました。
今はネットで無水鍋+料理名で
調べてから調理をするようにしています!
クックパッドなどで無水鍋のレシピもたくさん出ているので
おかずを考えるのが楽しくなりますよ♪
2.水を使わないので焦げ付きやすい
お鍋に具材を入れて水分が出るまでの間
火を強くしてしまったり、
余熱が十分でないと焦げ付いてしまうことが
あります。
私と同じくせっかちな方は注意です( ´Д`)y━・~~
高いお肉を焼いて失敗し、
お肉が無水フライパンに張り付いてしまった時はかなりショックでした、、、。
熱したフライパンに水滴を垂らして
水滴がコロコロ玉のように転がれば
余熱が十分な証拠です。
この水滴チェックをすれば焦げ付かないので安心です!
水滴チェックの動画です。水がコロコロ動く瞬間が癖になります。(笑)

3.調理中重たく感じる
多重構造でしっかりした作りの
無水鍋ですが、持つと他の鍋より
重たく感じます。
重いのが苦手な方はアルミ&セラミックコーティング加工の無水鍋もあるので
オススメです!
アルミは軽く、昔から馴染みのある素材なので
好きな方が多いと思います。
— 無水鍋のメリット —
1.光熱費、調味料代が節約になる
無水鍋はアルミやステンレスの多重構造で出来ていて、
保温性、熱伝導率に優れています。
また、水蒸気が鍋と蓋との間に水の膜(ウォーターシール)を作り、
鍋を密閉状態にするため火の通りがとても早いです。
このため、ほとんど弱火で調理することができ、
光熱費を節約することができます。
さらに、無水鍋は素材から出た水分のみで調理ができるため、
少しの調味料で素材の味そのものが味わえる
美味しい料理を作ることができます。
光熱費だけでなく、調味料代まで節約することができるなんて驚きですよね!

調味料と玉ねぎ&鶏肉の水分でこんなに水が出ます!
2.壊れにくく、長持ちする
先程と同じ内容になりますが、無水鍋は多重構造で
とても丈夫な作りをしているため
壊れて買い換えるということがほとんどありません。
私は娘がひとり立ちしたら、今使っている無水鍋を持たせようと思っています!
今はダイソーでもフライパンや鍋が手に入りますが、
孫の代まで使えると言われているお鍋も魅力的ですね。
無水鍋は初期費用が高いですが、
長持ちで節約ができるので、長い目で見るとお得なのです。
数年で曲がってしまうフライパンを何度も買うより
無水鍋の方が出費が少ないです、、、。
この部分を皆さんに特に伝えたいです( ; ; )
3.無水鍋は一台八役の調理ができる
無水鍋は驚くことに一台で
ゆでる、煮る、炒める、焼く、揚げる、蒸す、炊く、オーブンとして使う。
合わせて8つの調理ができます。
無水鍋でご飯を炊くと聞いて
“いや、炊飯器あるし(笑)”と思われた方!
炊飯器で炊くより意外と美味しいんです!
また、炊飯器の早炊きより早くご飯を炊くこともできます。
さらに、蓋をして揚げ物ができる為、
少量の油で揚げ物が出来たりと挙げだしたらきりが無い
たくさんのメリットがあります。


4.栄養を逃さず調理ができる
野菜を茹でていると
旨味成分やビタミン、ミネラルが水に溶けて
逃げ出してしまうと聞いたことがありますよね。
無水鍋で有名なビタクラフトさんの公式サイトには
こんな事が書かれていました。
“武庫川女子大学国際健康開発研究所と京都大学人間・環境学研究学科は、調理器具や調理方法の工夫によって、効率良く野菜の栄養素を摂取することが人体にどのような影響を及ぼすかの共同研究を実施しました。
ビタクラフトの食育〜2週間でからだが変わる〜より引用
その結果、野菜をビタクラフトの全面多層構造鍋で無水調理すれば、一般的な鍋で調理したものより、ビタミンやカリウムの吸収を促進。そのため投薬では得られない動脈硬化等の原因である酸化LDLをわずか2週間で17.1%も減少させることが科学的に証明されました。”
時短調理が出来て、栄養も効率よく摂取できるだなんて
素晴らしいですよね!
ちなみに、ほうれん草は30秒ほどで
茹でられるのでかなりの時短になりますよ!
5.焦げ付いてもスチールウールでお手入れができる
無水鍋は油を引かずにお肉を焼くことが出来ますが、
十分余熱をしておかないと焦げ付いてしまうことがあります。
焦げ付いてしまったら
スポンジで落とすのは大変ですし、とても ショックですよね。
そんな時でも安心です、無水鍋はスチールウールで
優しくこすればあっという間に焦げ付きを落とすことができます!
毎回綺麗なお鍋やフライパンで
調理ができるとお料理のやる気もアップしますね!
最後に

無水鍋は普通の鍋に比べて少し高く、扱いづらい部分もありますが、
私は”買ってみて良かった。”と思います。
節約になることはもちろんですが、何より手早く美味しくて
ヘルシーな料理が作れるところが私にとって1番のメリットでした。
無水鍋を使うようになってからは、
今まで避けてきた料理(時間がかかる茹で野菜や揚げ物)も
やるようになったため旦那が”美味しい、レパートリーが増えたね”
と言ってくれるようになりました。
様々なメリット、デメリットがありますが、
私は買う価値あり!だと思います。
安いものだと2000円程で買えたりするのでオススメです。
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